450年もの歴史を持つ伝統工芸「山中漆器」。大辻漆器は、明治時代より石川県加賀市の山中温泉で漆器の良否を決めると言われている、下地の職人として山中漆器に携わってきました。時代を経て、加賀山中塗の蒔絵技術・技法を伝承した独自のスクリーン印刷技術に挑み、繊細な柄・模様や文字に蒔絵を施した商品を数多く生み出しています。「近代蒔絵(スクリーン蒔絵)」は、複数回の版の転写を繰り返す作業と、金粉・色粉などを蒔く蒔絵の技法を合わせた近代的な蒔絵ですが、製版、塗料の色づくり、刷る力加減、何版もの位置をあわせる技術、粉の種類、さらに集中力と忍耐強さも要求される極めて高度な職人技です。1点1点全て熟練の職人による手作業で作られた製品は、繊細かつ多彩な表現にこだわったものづくりを感じられます。

画像左から、正倉院・富士桜・風神雷神
山中塗漆芸御朱印帳
伝統工芸山中塗の技法を活かした御朱印帳です。黒塗りの光沢と金彩を中心に彩られ、加賀蒔絵の豪華さが目を引きます。素地はABS樹脂を使用、塗はウレタン塗装にし、お求めやすい価格で身近にご利用いただけます。中は二重蛇腹折の国産奉書紙を用い、墨の滲みや溜りの心配もなく裏写りしません。漆芸ながら安心して「普通に使える」御朱印帳です。「富士桜」、「正倉院」、「風神雷神」の3種の柄よりお選びいただけます。
製造元:大辻漆器
サイズ:縦18㎝×横13㎝×厚さ1.5㎝(250g)。
材質:ABS樹脂
表面の塗装:ウレタン塗装

富士桜
この柄には『繁栄・魔除け』の意味がこめられております。

正倉院
この柄には『平和』の意味がこめられております。

風神雷神
この柄には『五穀豊穣・無病息災』の意味がこめられております。
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