山中温泉の温泉街よりずっと山の奥の方で、白鷺木工は三世代に渡り伝統工芸品の山中漆器を中心に丸物木地をつくっています。丸物木地とは原始的な「電動ろくろ」と「木工旋盤」を匠に使い仕上げていく挽物(ひきもの）で、円形の木の器、椀、盆、丸膳など丸い形の日用食具を指します。原木の加工から携わる職人は希ですが、白鷺木工では数少ない原木仕入・加工を担っており、天然木から作られている山中漆器の原材料の5割をシェアしています。また、国産木のみを使用した原木の木取りから、仕上げ挽きまでをトータルで手がけ、ひとつひとつに気持ちを込めてつくることを大切にしながらも、同時に斉一性量産化にも重点をおいています。世界にも誇れる、高い技術と貴重な知識で「丸物木地の挽物」を継承し続けたいと考え、丸物木地をつくり続けます。

江沼カップ 漆黒 けやき

江沼カップ 漆黒 さくら

江沼カップ 漆黒

ブランデーの香りを楽しむために生まれた江沼カップ。江沼とは白鷺木工の地元、石川県山中温泉の旧地名です。下に向けて膨らんだ形によってコーヒー、お茶、ワイン、ブランデーなどの香りが広がりますます美味しく感じます。底面はしっかりとした安定感があり、片手でも収まりよく持ちやすい仕様になっています。熱々のものから氷入りまで、熱伝導率が低い木だからこそ、持ちやすさ・飲みやすさを実現します。

製造元：白鷺木工
素材：天然木　国産欅・桜
塗り：漆塗り
サイズ：8.0×8.8（約180ml）

注意事項：
・たわしやクレンザー等、研磨作用のあるものは傷、剥離の原因となりますので、お避けください。
・つけ置き洗いは控え、洗った後はすぐに水分をふき取ってください。
・直射日光は避けて保管してください。
・食器洗浄機・食器乾燥機・オーブン・電子レンジ 全て不可。

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